どう聞けばわかるんだ

パタリロだったか何かで、お互い話がかみ合わないときに
「どう言えばわかるんだ」「どう聞けばわかるんだ」
と返すネタがあったような気がする。
読んだ当初は子供のころだったので「どう聞けばわかるんだって、逆切れかよ」みたいに思っていたが、
最近はたまに本気で「どう聞けばわかるんだ」と感じることがある。
「どう質問すれば相手の意図を聞きだせるかわからない」という場合もあるし
「相手の発言をどう解釈すれば相手が伝えたい意図になるのかわからない」ということもある。
よく知らない人や、知識量や価値観の違う人と話すときなんかは特に。

わが身を振り返れば

他人が「え? 何でそんな事が気になるの?」ということがとても気になったり不快になったりすることがある。
ならば、私がどうでもいいと思ってることを他人が気になったり不快に思っていたとしても全く不思議ではない。
というか、基本的に全ての人はそれぞれ考えていることがぜんぜん違うのだ。
ちゃんとその辺を理解して他人と付き合わないといけない。


と、そんな当たり前の気遣いをさらっとできるようになりたい。
だが、なりたいと思うだけでできるようになるならとっくにできている。
それが未だにできていないのだから、何かよくわからないが、とにかく何かが足りないのだ。
心がけか、技術か、経験か、
あるいは実は本気でそんな事ができるようになりたいとは思ってなくてただ言ってるだけなのか。

やってて思ったが

TRPGで「データを決める前に設定を決める」というのはどうも苦手だ。
そういえば、大体いつも
「やりたい(あるいはやるべき)役割や能力が先にあって、それに合わせてキャラ設定をつくる。というより捏造する」
という作り方をしているような気がする。
自分と違う人物の背景を想像したり、設定に合わせたキャラデータを構築したりするのが苦手というのもあるかもしれない。


毎回参加できそうにないからと変に遠慮せず早いうちから
「さっさとデータ決めちゃいたいからデータ決めに必要な設定だけさっさと決めよう」
と提案すればよかったのだろうか。
正直、もうすぐ折角のキャンペーン開始だというのに自分のPCがどんな奴で何がやりたいのかなっかなか見えてこない。
理由のいかんに関わらず、今まで特に何もやらなかったのは事実なので自業自得なのだが。