アクトタイトル:雷神の系譜

アクトトレーラー

時は西方暦40年

これ以上は著作権上の問題により記載できません
お手数ですがお手元の"黒の預言書"
第4巻27頁を参照してくださいw


PC人数:3〜5
消費経験点:0〜20程度。21以上は要相談

ハンドアウト

PC1 因縁:○慕情:PC2     必須アルカナ:エフェクトス
 貴方は雷神の血を引く一族の生まれだ。だが、貴方にはその力が全くない。そのため友人もなく、親兄弟からも疎まれている。唯一君に近づいてくれるのは、長の娘であるPC2だけだ。自然、君は彼女に惹かれていった。
 だが、彼女は一族の掟により16になれば村で最も強い男の下に嫁ぐ定めになっている。もちろん、そんなものに貴方がなれるわけもない。君はかなわぬ想いを胸に、今日々を生きている。
 この地に、三度目の嵐が訪れようとしているとも知らずに。

特記事項:特殊因果律がつく。詳しくは下を参照すること

PC2 因縁:◎地縁:雷神の民    必須アルカナ:ステラ
 貴方にはどうにもならないことが2つある。1つは、16になると村の中で最も強い若者の下へ嫁ぐ定めになっているということ。そしてもう1つは、何の力もなく、最も強いものになどなれるはずもないPC1に惹かれているということである。だが、邪神の封印を護るための掟を自分の身勝手で破るわけにはいかない。君はかなわぬ想いを胸に、今日々を生きている。
 この地に、三度目の嵐が訪れようとしているとも知らずに。

特記事項:現在の因縁はPC1のものにすること。またエフェクトスのアルカナを持っていない場合、今回のアクトに限り特別に《元力:雷》と《元力操作》を修得する。

PC3 因縁:○告発:古の邪神    推奨アルカナ:オービス
 使徒エフェクトスが封じたという古の邪神。その封印が、今解き放たれようとしている。
邪悪なる波動がこの地を包み、空に立ち込めたる暗雲は三度目の嵐の訪れを告げてようとしている。古の魔神が、使徒エフェクトスの封印を破って蘇ろうとしているのだ。
 もはや一刻の猶予もない。貴方は邪神の封印される地、雷神の民が住まう街に向かった。

特記事項:今回のアクトに限り特別に《星》を修得する。もし修得していた場合は修得可能な任意の特技を1つ修得すること。

PC4 因縁:○恩人:雷神の民    推奨アルカナ:グラディウス
 力尽き倒れていた貴方を助けてくれたのは、雷神の民と名乗る小さな町の人々だった。彼らは貴方を助けるため、貴重な薬や、恐らく貴重であろう水や食料を惜しげもなく分けてくれた。何でも、雷神の末裔として困っている者の力となるのは当たり前だという。それは今までの貴方の生活にはない考えであった。
 彼らに恩を返さねばならない。そう考えていたとき、にわかに闘争の空気がこの街を包み始めた。

特記事項:倒れていた理由は好きにすること

PC5 因縁:○師弟:救世母マーテル 推奨アルカナ:マーテル
 貴方はこの地に救いをもたらすため、アーの教えを世界中に伝えんとする真教の伝道者だ。
 本日訪れたのは雷神の末裔と名乗る人々が住まう街。この雷神というものが魔神の類なのかどうかはまだわからないが、少なくとも彼らに真教の教えが届いていないのは確かである。彼らに救いをもたらさなければならない。

特記事項:この民が信仰している雷神とは使徒エフェクトスのことなので誤解しないこと。また、P193に聖女の名前が記載されているので参考にすること。もちろん聖女本人としてもかまわない

PC間因縁は「PC1←PC2←PC3(←PC4)(←PC5)←PC1」ととる。ここで「PCx←PCy」とは「PCyが[因縁:PCx]を得る」ことを意味する。


また、今回のアクトにおいてPC1は以下の特殊因果律を得る。時制は未来を推奨する。

因果律名:雷神の右腕
祝福:貴方が使用した∵大破壊∵の対象が魔印を持っていた場合、その魔印の種類を全て知ることができる。その上で《花押》及び《真の死の印》を除く任意の魔印を1つ破壊することができる。
また、貴方の∵大破壊∵は《消散の印》で打ち消されない(∵天真∵では打ち消される)。
貴方は雷神、つまり使徒エフェクトスの力をこの世で最も強く受け継いでいる。そのため、エフェクトスその人が用いた力を解放することができるのである。


呪い:クライマックスフェイズまで∵大破壊∵、〈元力〉技能、及び[種別:魔法]に属する特技を使用できない。
貴方の力はあまりに強大であり、人の身で下手に解放すれば全身が吹き飛ぶかもしれない。
そのため、貴方は無意識のうちにその力を眠らせているのである。

備考:貴方はエフェクトスのアルカナを所持している必要がある