しかし、この腸炎を通じて色々収穫がありました
その中でも最たるものは
人は甘味がないと苦しむ
ということですな。
闘病中にもスポーツドリンクを飲んだりはしていたのですが、
何というか奴らの甘みにはどこか薬めいたものを感じるんですよ。
しばらくぶりに擦ったリンゴを食べてスポーツドリンク以外の甘み*1をとったときの高揚感は
現代日本に生きる我々がともすれば忘れがちな感性でした。
病気で食欲が減衰している私ですらこうなのですから、
元気にもかかわらず経済的・社会的な背景により碌な食事ができない方は言うに及ばずでしょう。
ノワール系の漫画などで出てくる「人を殺せばシュークリームが食える」というだけで
マフィアの忠実な鉄砲玉になったりするスラムのストリートキッズも納得*2というものです。
……で、そんな体験までして考えることが
「今度のセッションのキャラ設定かシナリオ設定に使えそうだな」である私はもうだめなわけですが。