アクトタイトル:緋色の風車

アクトトレーラー

あの日、彼女は全てを奪われた
だから、彼女は全てを奪い返した


きみは、彼女に全てを奪われた
だから、彼女の全てを奪い返そう


そして、次は誰かが君の全てを奪い取るのだろう
世に衆生ある限り、憎悪の海は尽きないのだから


ブレイドオブアルカナ “緋色の風車”


――廻るよ廻る《緋色の風車》 犠牲者達*1を乗せて、どこまでも――

年代:1064
使用経験点上限:20点、それ以上は要相談
エピックプレイ:採用
特殊因果律:要相談


各PCには、以下のような設定がつく

PC1:村を滅ぼされた
 推奨特殊因果律:裏切り
PC2:シャテンブルグ領主の継嗣である
 推奨特殊因果律:復讐者
PC3:ブレダ王国に所属している
 推奨特殊因果律:民と大儀のために
PC4:魔神と戦っている
 推奨特殊因果律:沈黙の守護者
PC5:強者を求めている
 推奨特殊因果律:貴腐の子

上記の推奨因果律は「必ず修得しなければならない」というものではなく、「これ以外の修得を認めない」というものでもない。あくまで“推奨”である。


ハンドアウト

PC1 因縁:○慕情/エルヴィーネ     推奨アルカナ:特になし
 昔のことだ。君の住む村は、ブレダ王国の軍に滅ぼされた。村を占領したシャテンブルグの兵達は、王命とやらで村の民を鏖にしたのだ。君は幼馴染――いや、あれはもう“恋人”と言ってもよかったかもしれない――のエルヴィーネをつれて逃げ出したが、最後の最後で彼女は兵に捕まった。そして君はそのとき、彼女を見捨てて逃げ出してしまった。それ以来、君は彼女を探して旅をしている。そんな折、かのシャテンブルグがエルヴィーネという魔女に占領され、塗炭の苦しみを味わっているという噂を聞いた。
 単なる偶然の可能性は高い。だが、君はなぜか足をシャテンブルグの方へと向けていた。

PC2 因縁:○幼子/シャテンブルグの民  推奨アルカナ:コロナ
 かつての父の側近であり、主である父を殺し、そして跡継ぎである君を“殺した”魔女、それがエルヴィーネだ。父が盾となって君を逃がしてくれなければ、そして数々の幸運がなければ、今頃君も本当に死んでしまっていただろう。
 現在、忌々しくも奴は父と君の民に塗炭の苦しみを与え、逆らうものを鏖にしているという。
 このような獣の行いを許すわけにはいかない。父の無念を晴らすため、そして民を助け出すため、君は死の淵から蘇ってきたのだから。

PC3 因縁:○告発/エルヴィーネ     推奨アルカナ:特になし
 貴方の主ガイリング二世から連絡が入った。何でもシャテンブルグの街がエルヴィーネという女性が率いる魔神の軍勢によって占領され、逆らう民を鏖にしているという。そこで北狄と戦う前に後顧の憂いを立つべく、君にシャテンブルグの解放を命令してきた。
 聞く限り途方もない指令ではあるが、君を信じた上での王命とあらば逆らうわけにはいかない。君はシャテンブルグへ急行した。

PC4 因縁:○告発/メローディア     推奨アルカナ:マーテル
 信仰のため闇と戦う貴方に休息の文字はない。今日の目的地はブレダ王国の都市シャテンブルグ。何でもメローディアの巫女がその町を占領し、人々を忌まわしい儀式の生贄としているという。
 真偽はこの目で確かめないといけないが、もし真実なら許すべからざることである。君はシャテンブルグへ急行した。

PC5 因縁:☆慕情/己より強い奴     推奨アルカナ:アルドール
 君は強者を求めて戦場を流離う一匹の修羅だ。狂の目的地はブレダ王国の都市シャテンブルグ。何でもメローディアの巫女が多数の強大な魔神によってその町を占領したという。
 魔神と戦える機会などそうはない。ましてや魔神の軍団とあらばなおさらだ。君ははやる気持ちを抑えつつ、シャテンブルグへ急行した。

*1:ボクラ